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ワンランクの上の畳をお探しの方へ

今福畳店のイチオシ商品!もっと人にすすめたいと思った畳表をピックアップしています。
いつもとは違った畳表をお探しの方にピッタリの商品です。


龍馬表

龍馬表

龍馬表の由来はもちろんあの「坂本龍馬」。
言わずと知れた明治維新の立役者です。
その龍馬の名前を冠した「龍馬表」は、「青いダイヤモンド」と呼ばれる名品です。
現在では、生産農家がたった4軒のみと非常に希少性の高い畳表です。
国産表というと九州、岡山のイメージが強いかもしれませんが、高知産の龍馬表は畳表の最高傑作といっても過言ではありません。

龍馬表の画像


龍馬表の特徴

少し専門的になりますが、龍馬表には、1番草のみしか使用していません。
1番草の何がいいのか?
1番草とは、一番長い(125cm)い草のことを言います。
畳表の品質は、一般的にはい草の長さで決まるといわれていることからも、品質へのこだわりがつたわると思います。(い草は1番から5番までに選別されます。その中から質・色の悪い草は取り除かれます。)
龍馬表は、長いい草で折っている上に、天日乾燥もしています。なので、畳の丈夫さは折り紙つきです!

おすすめの龍馬表


店主からのコメント

龍馬表との出会いは、畳表なのに、箱に入っている!そのインパクトでした。箱からも、生産者の龍馬表に対する想いが感じられたものです。
そして、何よりもこの龍馬表のおすすめポイントが「香り」です。
皆が集う茶の間にこそ、龍馬畳を使って下さい。
この香りのお陰で、和やかな団らんが演出できると思います。

国産畳の香りがいいのはもちろんですが、その中でも群を抜いて、良い香りです。
ホームページではなかなか伝わらないので、ぜひ当店にお声掛けください!
何度も表替えを経験されている「畳の上級者」の方には特におすすめしたい一品です。



備後表

備後表

古くより宮中や幕府の献上表・御用表として使用されてきたこともあり、高級な表として名声を博している畳表です。
元々、備後(広島県福山市)は、気候と土壌に恵まれ、高い技術と良質な畳表で作られてきましたが、近年の供給量の減少により、生産農家さんも少なくなっている状況です。
そんな中、「せとなみ」という藺草で作る備後表は、国産畳表の中でも最上級クラスの稀少なお品です。

備後表の画像


備後表の特徴

分厚く、耐久性に優れており、重厚感のある畳表です。弾力性があるため、肌ざわりがよく、歩いた時に心地良さを感じます。青味を帯びた美しい色で、数年経つと落ち着いた色合いとなっていきます。

おすすめの備後表


店主からのコメント

備後表を絶やさないために2018年から原料となる藺草の栽培を始め、2022年1月より、備後表の生産をスタート。茶室目表・本間表の製織、2022年秋口から関東間サイズの表も製織スタートいたしました。品種は耐久性に優れた在来種の「せとなみ」。
畳職人であれば、期待し、取扱いをいたしました。これから栽培面積を広げ、生産量枚数も少しずつ増えていくと思います。希少な畳表です。(生産者:高田圭太郎。



モダン乱敷畳

モダン乱敷畳

半畳と1畳の畳の組合せによって、お部屋をデザインする施工方法です。
通常であれば、1畳の畳のみ、もしくは半畳の畳のみで部屋づくりをしますが、あえて、半畳と1畳を組合せます。
畳の敷き方、畳表の色にとらわれず自由にお部屋の模様替えができる斬新な工法です。

モダン乱敷畳の画像


モダン乱敷畳の特徴

もともと、「乱敷き」とは、リフォーム工事などで変形した和室において、仕方なく畳を敷く工法でした。
これを逆手にとり、あえて半畳と1畳の畳を組み合わせ、よりオシャレでモダンな和室が演出できるようになったのです。
ちなみに、この方法を発案されたのは、栃木県宇都宮市で畳店を経営されている、石川畳店様です(モダン乱敷き畳(商標登録第5237595号)同時に実用新案申請中)。
この工法は、写真を石川様に提示し、入会を承認された畳店のみ扱えます。
私も自宅に遊び心をと思い、モダン乱敷畳で写真のような部屋づくりを行い、承認されました。

おすすめのモダン乱敷畳


店主からのコメント

とにかく和室を楽しみたい。洋間に負けず、洋間以上に遊べる部屋にしたい。そんなお客様には、ぜひ挑戦していただきたいと思っています。伊勢原市では、当店だけが扱えます。
今後は、当店独自の「モダン乱敷」にもどんどん挑戦していく予定です。
難点は、新床を入れないといけないので、少し値段はかかることですが、部屋が劇的に生まれ変わります。
知人に自宅を見てもらった際、「なんだこれは!」と、とても驚かれましたが、「これはおもしろいね!ぜひウチでもやってみたい!」と絶賛いただきました。
畳の色、柄はもちろん、ヘリの色、柄も組合せ自由です。
和室を愛するお客様にこそ、あえて挑戦していただきたいと思っています。